平成28年も、残すところ、あと1日です。
当神社でも、初詣の準備があわただしくおこなわれています。
ところで、来年・平成29年は『トリ年』です。
十社大神も、『トリ』と縁が深いことを、ご存知でしょうか。
写真は、宝物殿にある、竹内勘吉の『こて絵』です。
竹内勘吉は、有名な鏝絵職人・竹内源造の父親で、数多くの鏝絵の名作を残した小杉左官集団の親方でした。
そもそも、鳥は神の使いと言われていて、神社に必ずある鳥居も、
ルーツは、鳥がとまる横木にあるとも言われています。
神話の『天の岩戸開き』で、御隠れになった天照大御神様を連れ戻す際に活躍したトリ。
神宮の内宮では、今でも、境内に多くの神鶏たちがいます。
天照大御神様を主祭神としてお祀りする十社大神も、
神さまの使い・トリによって、よりよい方向に導いていただきたいと願っています。
※平成28年12月31日掲載分より