令和2年5月6日、今年度のお田植え祭を執り行いました。
十社大神の境内にある伊勢神宮遥拝所で神事を行ったあと、イセヒカリの苗を献穀田で植えました。
イセヒカリという米の品種は、伊勢神宮から分けていただいたもので、十社大神での献穀田の取り組みはこれで4年目になります。
ただ、例年は、地元の児童たちが早乙女になったり、法被を着たりして田植えに参加してくれるのですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、少人数の大人のみで植えました。
植えてくださったのは、地元のファーム三ケ北部の皆様。プロの仕事で、手際よく植えてくださいました。ありがとうございます。
実は、今年のお田植え祭にあたっては、当初、ほかにも催しを予定していました。
子供たちと一緒に手植えをしたあと、神社の境内探検や、手打ち蕎麦の蕎麦会、ゲーム大会などを行うことにしていたのです。
子供たちに楽しみながら日本の伝統文化にふれてもらい、学びを深めてもらおうと、あれこれと構想をめぐらせていたのですが、新型コロナウイルスの問題によって、これらの催しは全て中止となってしました。
意気込んでいただけに残念ですが、この悔しさは、前向きなエネルギーに変えて、来年につなげたいと思います。
本日植えたイセヒカリは、秋に収穫し、伊勢神宮に持参して奉納するほか、十社大神の秋祭りでも奉納することにしています。