令和3年の6月30日(水)の午後5時半より、十社大神の『夏越の大祓』の神事を執り行いました。
神職と役員・総代、地域の方々や参詣者の方々とともに、大祓詞を奏上しながら、奉納された形代(かたしろ)をお焚き上げしました。
参列されずに事前に形代を納められた方も多く、お焚き上げをした形代の数は、前年を大きく上回りました。
また、神事では、「水無月(みなづき)の夏越の祓する人は、千歳の命延ぶと言ふなり」と、拾遺集にある和歌を詠みながら茅の輪くぐりをしました。
やはり、社殿の外で、風を感じ、草木の揺れる音や鳥の声を聴きながら、茅の輪の香りをかぎながら心静かに時を過ごすのは気持ちが良いものです。
神事のあと、茅の輪の形の『茅の輪守り』を授与して、直会はせずに解散しました。
皆様、ようこそお参りくださいました。