令和3年9月26日(日)午後2時から、十社大神の献穀田において、抜穂祭(稲刈り神事)を執り行いました。
昨夜から雷を伴う激しい雨が降り、朝から昼頃にかけても雨が降り続いていました。
関係者一同、何度も天気予報を見て気をもんでいましたが、午後2時の開式のころには不思議と雨があがりました。
刈女を務めたのは、地元・小杉小学校の児童4人。鎌を使って丁寧にイセヒカリの稲を刈り取り、はさ掛けにも参加してくれました。
播種・育苗・田植えから日夜お世話いただいたファーム三ケ北部の方は、「このところ好天が続いたため、出来はまずまずだ」と胸をなでおろしておられました。
この抜穂祭。例年は、境内の周辺の町並みを舞台にしたアートイベント「旧北陸道アートin小杉」と同じ時期に行っているため、周辺は多くの人々でいっぱいになっています。
しかし、アートイベントは、新型コロナウイルス感染症の第五波が準備期間と重なったこともあり、中止になってしまいました。神社としても、いつもは各地区から選ばれた総代さんを抜穂祭に招待しているのですが、今回は招待せず、ごく少人数での抜穂祭となりました。
いつか、もっと多くの方に声をかけ、抜穂祭にあわせて境内で様々な楽しい催しを行ないたいと思っていますが、もうしばらくは辛抱です。
未来にむけて夢は膨らみますが、無事に抜穂祭を行なえたことそのものが、とてもありがたく、元気をいただけることです。関わった全ての方に感謝申し上げます。