七五三詣でのシーズンを迎えています。
伝統的な人生儀礼ですが、お参りの仕方には流行があるようです。
この1~2年の傾向として特に感じるのは、
①11月中旬に集中せず、時期が分散している。
②プロのカメラマンに同行撮影してもらう例が増えている。
ことなどです。
①は、密を防ぐため混み合う時期を避けようとお考えの方が多いのだと思います。
②は、近年のニーズの多様化の流れがあるのに加え、長引く自粛生活で旅行や行事への参加も少ない中、ご家族での貴重な人生儀礼の場をより大切にしたいと考える方が増えているのかもしれません。
十社大神でも、
七五三詣のご家族と一緒にプロのカメラマンさんが度々いらっしゃり、昇殿参拝の前や後の時間を利用して、社殿の周辺や参道、モミジの木の下などで思い思いに撮影をされています。
古よりその地域に鎮まる氏神様に挨拶することが何より大切なことですが、
それだけでなく、氏神様のおそばで撮影のひと時を楽しみ、かつ、その様子を記念に残すことも、氏神様との向き合い方の一つだと、再認識している今日この頃です。