
十社大神の拝殿と神馬殿の間には、3本の枝垂れ梅が植えられています。
神馬殿に近いほうから順に、桃色、白色、紅色の3本です。
この3本の枝垂れ梅は、令和改元を記念して、令和2年の梅の時期に植樹しました。
(令和元年は5月1日から始まったため、令和2年が令和最初の梅花のシーズンとなります)

植樹した当初は、幹も細く、花の咲き具合も弱々しかったのですが、
1年、また1年と年月を重ねるごとに、少しずつ幹や枝も太り、花もよく咲くようになりました。
植樹してから6年目となる今年は、今までで最も多くの花をつけました。

3本の枝垂れ梅は、例年、日の当たり具合が関係しているのか、開花の時期に少し差があり、たいてい、神馬殿に近いほうから咲き始めます。
今シーズンも、まず、3月22日に桃色の梅が開花。
このころは暖かい日が続いたため、一気に開花が進みました。
そして、数日遅れで、紅梅と白梅が開花しました。

このブログを書いている3月29日現在では、桃色の梅は散り始め。
紅梅は見ごろ。白梅は、咲き始めです。
この様子だと、今年は、枝垂れ梅を楽しめるのは、4月5日前後まででしょうか。
3本の枝垂れ梅は、今後も成長を続けていくよう、大事に育てたいと考えています。
皆様とともに育ち、ともに年月を重ねていく枝垂れ梅になればと期待しています。